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2018年5月

2018年5月15日 (火)

朝日シルクフラワー製作工房で体験イベントを見学

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道の駅「朝日まほろば 緑の里」にある朝日シルクフラワー製作工房で、まゆクラフトの製作体験イベントがあるというお話を頂いたので見学に行って来ました。この日は村上市内から団体のお客様が工房を訪れており、比較的ベーシックなシルクフラワー作りの体験を楽しまれていました。講師は工房の運営者でもある横井栄子先生、そして、地域おこし協力隊の一年先輩である細井幹子さんがサポートについていました。

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実際に体験イベントを見る前までは「まゆ玉は繊細で脆い」とい印象だったのですが、実際は製作している皆さんの様子を見ていると意外に丈夫で、ちょっと力を入れて引っ張っても壊れないくらい強度があります。しかも、まゆ玉の糸の壁って何層にもなっていて、たとえば花の形に切って指で剥がすと、花が2枚、3枚と増えるんですよね、知らなかった!

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体験イベントを見ていて気がついたのは、お客様に対して過剰に教えすぎないこと。体験を楽しんでいるので失敗したり試行錯誤したりするのも大切なんですね。もちろん本当に困っている方がいたら手を差し伸べる。テーブルを回りながら絶妙なタイミングでお客様たちをサポートするお二人を見ていて「さすが!」という感じでした。

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工房内にはさまざまな作品が展示されていて、その表現方法の多彩さには驚かされます。まゆ玉の特徴的な形状をあえて活かした作品もあれば、まゆ玉から作られているのかさえ想像できないくらい技巧的なアート作品もあります。ウェディングブーケや可愛らしいキャラクターアイテムもあって「作る、飾る、贈る」といろいろな楽しみ方がありそうです。それが、シルクフラワーの可能性なのでしょう。

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道の駅朝日にある朝日シルクフラワー製作工房を運営している朝日村まゆの花の会は、かつてこの地域で盛んだった養蚕技術を守り・伝えるという活動に取り組んでいます。伝統的な養蚕の技術、まゆクラフトという新しいスタイル、この二つが上手く融合して成り立っているんですね。現在はシルクフラワー作りの技術を身につけてくれる新たな後継者を育てることで、シルクフラワーのさらなる普及を目指しているそうです。

2018年5月10日 (木)

行きは海、帰りは山、山北地区をぐるっと回る村上サイクリング

ゴールデンウィーク中が一番見頃と言うことで、山北地区にある中継の桜まつり(しだれ桜)に行ってきました。いずれはサイクリングマップやサイクル&ウォーキングイベントなどにも繋げたいと思っているので、自動車では一度回っているのですが、今回はロードバイクで走ってきました。ざっくりいうと、行きは国道345号線で海側から、帰りは国道7号線で山側から、ぐるっと回ってくる感じです。

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今回はあえて三面川に沿って下流へ向かうコースを選びました。三面川に架かる水明橋の北側の袂から県道583号線を三面川沿いに下流へ向かう下渡山の中に入ります。森では思いがけず2匹のリスがじゃれあっているのを見かけたりしていきなり癒されてしまいました。村上市街からだと少し遠回りになるかもしれませんが、車が少なくて傾斜もあり、高台になっているので三面川や臥牛山、村上市街が眺めることができます。

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県道583号線を三面川沿いに進むと、国道345線にぶつかります。そのまま標識に従って、北へ北へ「笹川流れ」を目指します。この345は、こちらに引っ越してきてすぐに走ったのですが、ここは伊豆半島?と思ってしまうくらいの絶景です。今回は前回走った「笹川流れ遊覧船乗場」を超えてさらに北へ向かいます。

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遊覧船のコース

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道の駅 笹川流れ夕日会館

途中、自動車と並走するには幅の狭い道もあるのですが、ある程度乗り慣れている人であれば快適なサイクリングが楽しめます。また、海が眺められる公園や道の駅、食堂などもありますので、疲れたらいつでも休めます。海沿いは岩場だらけで、釣りを楽しんでいる人も多く、夏になれば海水浴場や民宿もオープンします。何より国の名勝天然記念物(県立自然公園)に指定されているだけあって、海水の透明度や奇岩の数々は絶景です。

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「笹川流れ遊覧船乗場」を横目に、さらに国道345号線を走り続け、JR勝木駅を過ぎると国道7号線にぶつかります。7号線を右へ南下すれば村上市街へ戻れるのですが、今回はさらに国道7号線を左へ北上します。府屋のトンネルを2つ抜けると、海には大きな岩が少なくなり、だんだんと砂浜の長い海岸も見られるようになります。JR府屋駅を過ぎたら、いよいよ山へ向かって内陸へ進みます(とは言ってもそんな激坂はありません)。

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府屋から中継までは約10km、山々に囲まれた田園地帯をゆるゆると県道248号線を進むと見事なしだれ桜が楽しめます。この日は飲み物や軽食類などの販売もあったので、自転車を降りて一休み。ここからさらに内陸部にある7~8km先の山熊田の集落まで走りました。やや傾斜はありますが、道から川を見下ろすような渓谷状になっていて、自転車を降りて渓谷を覗いてみることをお勧めします。

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中継のしだれ桜

山熊田まででサイコンのメーターはほぼ60km、「村上って広いなぁ」と実感します。この集落には「さんぽく生業の里」という施設があり、村上市の特産品でもある「羽越しな布」の製作工程が見学でき流他、伝統の技術を体験することもできます。今回のライドは、山熊田をゴールと考えていたので、ここからは村上市街に帰るための復路となります。

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朱色の洞門をくぐると山熊田の集落

 

帰りは行きに走ってきた県道248号線を戻ります。そのまま行けば、往路で走った道を走ることになるのですが、今回は国道7号線で内陸を帰るプランですので途中で県道249号線へ道を替えて「北中」を目指します。道がくねくねして適度に坂もありいい感じです。全く迷うことなく国道7号線へ出ることができました。

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このまままっすぐまっすぐ走れば村上市街へ帰れるのですが、大毎(おおごと)集落の吉祥清水で飲み水を補給することにしました。国道7号線を村上市街へ向かって1kmくらい走ると左に大毎集落へ入る道が見えてきます。吉祥清水は「平成の名水百選」にも認定されていて、集落の人たちの日常的な飲料水としても使用されています。ここで水をがぶ飲みして、さらにボトル満タンに水を入れました。

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大毎集落の吉祥清水


国道7号線に戻って村上市街へ向かうのですが、途中、自転車で走るにはちょっと危険で長い朝日トンネルを迂回するコースを選びました。しかも、漆山神社(矢葺明神)や棚田なども見ることができる静かな道が続きます。このコースは山北に住んでいる方がブログ紹介しているサイクリングコースを参考にさせていただきました。外からきた人ではなかなか気づかないコースです。

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漆山神社(矢葺明神)

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朝日トンネルを迂回するコース

漆山神社でお参りし、ゆるゆるとした坂道を下ると、再び国道7号線の葡萄トンネルの手前あたりに出ることができます。あとはまっすぐ国道7号線を村上市街へ向けてひたすら走るのみ。行きに走った水明橋を渡り、再び村上に戻って来ました。往復で120kmでしたが、景色を楽しみながらゆっくり走ったせいか疲れもそれほどありません。

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これからも村上市をロードバイクでいろいろ回っていく予定ですが、まず大切なのは安全に走れるコースであることです。今回は朝日のトンネルはどうにか避けられたものの、府屋の第1トンネルが自転車乗りにとってはちょっと怖い場所でした。次回はあのトンネルをどうにかして迂回できるコースがないか、新しい道を探したいと思います。

 

2018年5月 7日 (月)

久しぶりのケンタッキー、そしてウオロク

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ひさびさのチキンフィレサンド

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エリアに何店舗かあるスーパーチェーン

昨日はGW最終日ということで、たまには外食したいなぁと思いケンタッキーまで行ってきました。実をいうとケンタッキーへ行くこと自体、3年ぶりなんですが、どうしてもチキンフィレサンドが食べたくて国道7号線にあるお店に行ってきました。旨くも不味くもなかったですが、高い!と思いました。コーヒーとサンドで700円くらい。やっぱり一度自炊生活になってしまうと、よっぽど旨くなければお金払いたくないですね。

 

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ゲームセンターっぽいけど雑貨屋さん

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農耕具も揃うホームセンター

村上はマイカー社会なのでドライブスルーがメインなので、お店でゆっくり食していたのは自分だけでした。国道7号の商業施設が集まっているエリアにはマクドナルドもあるのですが、こちらもドライブスルーがメイン。座席で食べている人はあまり見かけません。東京に住んでいると、店内に座りたいがためにまずいコーヒーにお金を払っている感覚があるので、店内のテーブルに誰もいないのは不思議な感覚です。

 

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村上には美容院と床屋が非常に多い 

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ドコモ、au、ソフトバンクショップがずらり

帰りには蔦屋書店に寄って雑誌を眺めたり、ホームセンターで自転車用品などを探したりして、夕飯の食材を買ったりしました。本屋は釣り系の雑誌がまあまあ充実していて、釣りが盛んなエリアなのだなというのがわかります。「ファッシャーズ」という大きな釣具屋さんもハイシーズンは24時間営業しているそうです。ホームセンター「ムサシ」はものすごい品揃えで、ロードバイクにも使える消耗品なんかもここで揃います。

 

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やっぱり魚はウオロクですね

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駐車場はみんな前向きで突っ込む

いつもは自宅から一番近い「イオン村上東店」へ行くのですが(駐車場が広いので初心者でも安心)、今日は魚が食べたかったので「ウオロク」へ行きました。ここは地元から魚を仕入れているらしくて、品揃えは色々変わってしまうのですがタイムリーに新鮮な魚が手に入るので、魚を食べたい時はここに来るようにしています。今日はめちゃくちゃ美味そうな切り落としの盛り合わせを購入しました。海鮮丼にしたら1000円軽く越しちゃうかも、、、


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晩御飯に刺身、鮭は焼いて食べます

2018年5月 6日 (日)

無形と言う価値、おしゃぎり巡行に思うこと

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フリーランス生活が長かったせいか、ゴールデンウィークはいつも何もしない(平日も動けるので敢えて世の中が休みのGWは動かない)のが定番の過ごし方なのですが、村上に移住してから初めてのGWもマイペースをくずさず?特に何もしませんでした。村上市内でもいっぱいイベントやっていたんですが、なかなか腰が重くて、、、

 

もう一つ言い訳をさせてもらうと、3月下旬にドタバタで引っ越してきたせいで、ダンボール山積みの空間で毎日生活していたので、そろそろ部屋の整理・整頓しなければという思いもあったんです。そんなパッとしないGW中、もっとも印象に残ったイベントは、4月29日に、村上市制10周年・重要無形民俗文化財指定を記念して行われた「おしゃぎり巡行」でしょうか。

 

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都会生活が長かったせいで、あまりお祭りらしいお祭りを見たことなかったんですが(花火大会とか人口密度高いところ嫌いなんですよ)、今回は実際に動くおしゃぎり(山車)を目の当たりにして結構感動してしまいました。いつもであれば7月に行われる「村上大祭」にならなければ見ることができないおしゃぎりですが、今回は重要無形民俗文化財指定を受けたということで特別イベントだったようです。

 

市内にはおしゃぎり会館という博物館があって、そこで動かないおしゃぎりを見ることはできるのですが、実際に動くと結構な迫力です。高さも郷土資料館(おしゃぎり会館)で見たときの印象より全然高くて、見上げる感じでした。おしゃぎりを引っ張るのって、敢えて左右に振りながら進むんですね。いきなり自分の方へ向かってくるから轢き殺されるんじゃないかとびっくりしてしまいました。

 

各町の町名の入った法被をきた男衆が、歌(村上甚句と言うのでしょうか)を唄いながらおしゃぎりを引き、おしゃぎりの中では子供たちが笛を吹いたり太鼓叩いたりしていて、独特のムードが漂います。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、都会者の私からすると、どこかアジア圏の外国のお祭りを見ているようでした。市役所前に集結したおしゃぎりたちは、次々と市役所を出発し、街を練り歩いて行きました。

 

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今回、国の重要無形民俗文化財に指定された訳ですが、ここまで来るには多くの方々の努力があったかと思います。何と言っても「無形(ソフト)」ですから、仏像(ハード)のように博物館に保存しておくだけではこの財産を残すことはできません。人から人へ、世代から世代へ、地域の方々の想いが支えているのだと思うと、ちょっと危うくて刹那的で、そこにまた何とも言えない伝統の魅力を感じたのでした。



2018年5月 1日 (火)

その街おこし、ターゲットはだれ?

広告やセールスプロモーションを生業としていた自分の印象なのですが、街おこしのイベントなり新商品なりを見ていると、「ターゲット不在」のまま商品化されてしまったと思われるものが多く見受けられます。これは私が移住してきた新潟県に限ったことではなく、どこの地方でも似たり寄ったりなのだと思います。

 

例えば、パンフレットやブローシャー(チラシ)、Webサイトの表現ひとつを取ってみても「ターゲット不在」が見えてくるものがあります。地方によく行く方はわかると思いますが、子供からお年寄り、女性まで、オールターゲットに訴求しようとしているパンフレットが非常に多くないですか?デザインや文章のタッチを見ればすぐにわかります。

 

内容も総花的なもの、過度に情報を盛り込んだもの、逆に、きれいな写真がバーンとあるだけで何を言いたいのか分からないものもよくあります。写真バーンで通用するのは京都や沖縄みたいなメジャーな観光地にだけに許された特権です。街おこしをする必要がある街なら、もう少し振り向いてもらうための工夫が必要でしょう。

 

広告の世界では、すべての人に伝えようとしたらすべての人に伝わらない、とよく言われます。伝えるべき人は誰か、いかに伝えるべき人を絞るか、ここを間違ったまま進めればその後、ように素晴らしい表現でアウトプットしたとしてもまったく効果のないものになってしまいます。ターゲットを欲張れば、その分、メッセージはぼやけてしまうのです。

 

街おこし的な商品やイベントに話を戻します。作りたいものを作っている、売りたいものを売っている、という感じがしてなりません。たまたま地元に観光や特産品になりそうな資源があったからという理由だけで商品化したり、価格設定も製造コストに利益を乗せているだけでは?というものも散見されます。この商品はいくらくらいなら買ってくれるのかな?このイベントってどんな人が行くのかな?どこまで想定して商品(やイベント)を開発しているのか不安になります。

 

例えば、メーカーが新商品を発売するにあたっては、ターゲットの絞り込みはもちろん、競合他社の商品などとのポジションを踏まえて、このくらいだったら買ってくれるんじゃないかな?という目標の販売価格を決めた上で商品開発を行いますよね。そして開発部門だけでなく購買部門、さらにはパートナー企業を絡めて、いかにしてその価格に近づけるかという数円単位のコストダウンのために喧々諤々のやりとりが行われるのが一般的です。

 

ここまで書くと何を言いたいかわかると思いますが、マーケティング的な発想が足りない、ということです。これは何も特別な知識やスキルが必要とかではなく、商品(やイベント)を作っても欲しい人がいなければ売れないし、同じ品質の商品(やイベント)を他で安く売っていたら、それ以上の価格設定では売れないというのは、誰にでもわかることです。

 

失敗の原因は、マーケティング的な発想が足りなかった、というだけではないと思いますが、独りよがりな商品を作ってしまわないように、自分自身にもダメ出ししていきたいと思います。最近読んだ本に「批評家にはなるな」的なことが書いてあったので、私も当事者になった訳ですから基本を大切にして活動を行っていきたいと思います。

 

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縄文の里・朝日、奥三面歴史交流館の和田館長とパチリ。4/21より春の企画展「鳴海金山 ~村上にあった大金山~」が始まっています。 
http://www.iwafune.ne.jp/~joumon/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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