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2018年6月18日 (月)

ブラニイガタ2018第2弾@村上市大須戸

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6月10日に、NPO法人まちづくり学校主催の「ブラニイガタ2018」の第2回、村上市大須戸「能×農の郷、県北の大須戸を巡る ~すり足で歩く?さくらんぼの集落~」に参加してきました。天気もよく参加者は30人以上、新潟市をはじめ遠く千葉県から参加された方など、リピーターの方も多くいて、まちあるきブームの盛り上がりを感じさせるイベントでした。

 

大須戸には村上市に移住してから一度訪れたことがあって、能が有名ということ、また、地域おこし協力隊の先輩が農家民宿の運営を担当していることだけは知っていましたが、今回は、町の方がガイドしてくださったおかげで、いろいろお話を聞くことができました。突出して有名なスポットなら言うまでもありませんが、それ以外の発見があるのがまちあるきの面白さなんだと改めて気づかされました。

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例えば、このどこにでもありそうな水路の写真。「元はここに水車小屋があって集落の共同作業場だった」って言われると俄然、想像力が膨らみますよね。想像力のある人なら、往時の風景が目に浮かんでくるかもしれません。水車が生み出す動力は大切なエネルギー、その力を利用して働き手が集まったのは当前の流れだったでしょう。

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もうひとつ、サクランボの写真、このままだと可愛いな、美味しそうだな、などの感想で終わりそうですけど、「実はこの辺りは以前、養蚕業が盛んだったが日本の繊維業の衰退にともなってサクランボに植え替えられるようになった」と聞くと見えてくるものも変わってきます。桑畑も今でも少しだけ残っていたりして、人によってはサクランボを見て少し郷愁に浸ってしまうかもしれません。

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能で有名な大須戸ですので地元の方が能舞台で、少しだけ能と狂言の触りだけを演じてくれたのですが、その時にサラッと言った「能舞台は大切な場所だから裸足や靴下では上がれない、足袋を履かなければ…」の一言も印象的でした。地元の方々にとって能舞台が如何に神聖で大切な存在であるかということをちょっとした一言から感じることができた一瞬でした。

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村上に移住する前に読んだ、観光業についての日本のポテンシャルの高さと現状の未成熟さについて書かれたベストセラー『新・観光立国論』(デービッド・アトキンソン著)の一節を思い出しました。「日本の文化財は、一見すると地味なのに、よくよく聞くと“すごい”というものが多い〜特に日本の文化財には「説明」が必要不可欠〜」。

 

まちあるきも同じく、「キレイ~、すごーい」だけで終わらず、解説付きで現場を歩くと町のさまざまなスポットひとつひとつの本質が理解できて、深みのある散策になるんですよね。かならずしも、近頃流行りの“インスタ映え”する必要ないなって思いました。

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