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2018年6月 6日 (水)

関川村には何がある?「まちづくりニナイテ講座」入門編

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渡邉邸 (国指定重要文化財)

526日に、新潟県村上地域振興局主催の「まちづくりニナイテ講座」の入門編に参加してきました。「実際に街を歩いて、まちの魅力を発見する方法や、まちづくりを行うときのポイントを学ぶ」というワークショップです。午前10時から夕方5時までたっぷり時間を使って、フィールドワークとディスカッション、そしてグループ毎のプレゼンテーションを行いました。今回まちあるきを行ったのは村上市に隣接する新潟県岩船郡関川村にある下関という地域です。

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猫好きに大人気の猫ちぐら

関川村下関には、4月に村上市に着任して間もない頃にクルマで、その一ヶ月後にロードバイク(スポーツタイプの自転車)で訪れていて、今回が3度目の来訪となります。これまでは「まちの見所が一定の地域に集中しているのでプチ観光しやすいまち」「電信柱を地中に埋めるなど町が整然としていてキレイなまち」などの印象を持っていましたが、今回のワークショップのキモである“歩く”という移動手段でまちを見たことで見え方が大分変わりました。

 

クルマのメリットは限られた時間で効率に移動できることですが、やはり「移動するツール」であり、「移動することを楽しむ」には“歩く”方に軍配が上がります。特に今回のワークショップでは「まちの魅力を発見する」という目的があるため、クルマで周った場合、まちのいいところを見逃してしまう可能性があります。特に関川村下関というエリアの狭さを考えると、魅力を深掘りできる“歩くこと”はすごく大きな意味があります。NHKの人気番組『ブラタモリ』なども歩くからこその面白さですよね。

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渡邉邸 (国指定重要文化財)の天井

フィールドワークを行う前のレクチャーで、講師の方からいろいろなまちの何気ない風景を捉えた写真を見せて頂きました。「こんなちっぽけなものでもまちの魅力になるんだ!」という写真などもあり、「まちを見る目」も非常に大切になると感じました。見る者の感性や職業や年齢、出身地などのバックグラウンドによって見えてくるものも異なります。今回はすでに観光名所となっている場所は魅力探しには含まれませんので、思わぬ視点、意外な発見もありました。

 

例えば私が一緒にまちを周ったグループでは20代、30代のメンバーがいたのですが、まちの風景よりも、昭和の懐かしさを感じさせる広告やお店の看板などに注目していました。地元に住まわれている年配の方に聞くと、昭和レトロ看板のマニアがいてネットで紹介されていたり、ある日突然、看板が盗まれてしまうケースもあるそうです。若い人たちにとって“懐かしい”というのは江戸の街並みなどではなく、昭和だったりするのだなと、目から鱗が落ちる思いでした。

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今回の講座は入門編ということで「まちづくりを楽しむ」という導入な意味合いが強かった内容かと思います。実際にはまちづくりの「目的」や「理念」が先になければ、まち歩きもフォーカスの定まらない曖昧なものになってしまうし、まちで見つけた発見も実際のまちづくりの資源へと着地させなければ意味がありません。今回の講座のように楽しいことばかりではないと思いますが、講座で得た気づきや経験をこれから自分自身が進めていく活動の現場に活かしていきたいと感じました。

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米坂線「越後下関」駅のホーム

 

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