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2018年6月 5日 (火)

地域おこし協力隊の初任者研修で感じたこと

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1618日に総務省・市町村職員中央研修所が主催する「地域おこし協力隊員及び集落支援員の初任者研修会」に参加させていただきました。自分の場合は半年くらい前から移住を考えいて、その手段として「地域おこし協力隊」という制度に関しても選択肢に入っていたので知っている情報も多かったのですが、現場を知る講師の方々や地域おこし協力隊OBや現役協力隊の方々の生の声は大変参考になりました。

 

地域とのコミュニケーション方法、課題やミッションの見つけ方などについての講義では「自分のやりたいことと地域の求めていることの接点を見つける」「全てやろうとしても不可能。何かに絞って3年間でやり遂げる」など活動の指針になるヒントをもらいました。地域においては何でもやってくれる何でも屋やスーパーマン的な結果を求められたりするケースもあると聞いていたので、ちょっと安心したのが本音です。

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マスコミなどに乗るニュースソースには「地域おこし協力隊が街を変えた!」的なドラマティックな成功事例なども良く見かけますが、「地域で何十年も蓄積して来て表面化した課題・問題を地域おこし協力定員が3年で解決できるわけはない。そのきっかけ作りだけでも十分役割を果たしている」との言葉をもらい、短期的ではなく長期にわたって機能するようなシステムを作り上げる一端を担えればと思うようになりました。


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この研修は講義とワークショップが半々くらいの割合で構成されていて、ワークショップや懇親会を通じて同じ立場の隊員と知り合えたり、ディスカッションできたのも良い経験でした。驚いたのはIターンで地域に移住する方が思いのほか多かったことです。自分の場合もIターンなのですが、日本地図を開いて「どこに行こうかな?」的な感覚で興味ある街で暮らすという生き方は今後増えていくのではないでしょうか。

 

ワークショップを体験して痛感したのは、実際の現場ではもっとハードな意見の対立や複雑な状況が想定されるため、協力者や関係者を説得する術や妥協点を見つけるためのやり取りが必要になるということです。最終日のプレゼンでは、座談会形式、演劇形式、インタビュー形式など工夫しているグループなど多彩で、課題解決の内容はもちろん、分かりやすく説明する手段、前提条件の確認も大切になってくると感じました。内容がよくても伝わらなければ意味がないということですね。

 

全体を通してとても有意義な研修でしたが、欲を言えば、集落の中に入らないケースの協力隊員を想定した講義やディスカッションの場があればもっとよかったです。昨年、自分自身が移住を模索している際、さまざまな自治体の協力隊員募集の内容を見た感じでは3人に1人くらいの割合で、インバウンド誘客、DMO立ち上げ、移住サポート、スポーツツーリズム関係など、組織のなかに入って活動する協力隊員が多かったように思えます。今後はミッションが明確なプロジェクト型の協力隊員が増えて行くと感じています。

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「協力隊になるような人は、10年前は変わり者、今はちょっとだけ変わった人」という講師の方の言葉が印象的でした。確かに10年前にあえて地方へ行く人はかなり好奇の目で見られたと思います。自分自身もそういう目で見ていたような気がします。まさか自分がそういう気持ちになり、実際に行動に移すとは想像していませんでした。自分のようなレベルの人が行動に移しているので、時代の空気的にはかなり大きな変化が起きつつあると感じさせる3日の研修でした。

 

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