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2018年7月 4日 (水)

新たな村上ブランドになるか?林間ワサビ見学会

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28日に新潟北部地域林業振興協議会主催の「林間ワサビ生産拡大事業栽培地見学会」に参加させていただきました。林間ワサビ栽培は三年目の取り組みとなります。見学したのは中継と高根にある2つの林間ワサビの圃場。見学の後は、高根にある『山のおいしさ学校・食堂IRORIで林間ワサビ料理の試食会と意見交換会。行政、林業、農業、飲食業、消費者関係の方等、20人以上の参加者がありました。

 

一般的な沢ワサビではなく「林間」ワサビであることには意味があって、50100年というロングスパンで収益を考えなければならない林業に比べ、林間ワサビの生産・販売ルートの開拓は、数年で収益が期待できるという狙いがあるます。杉の林を間伐し、そのスペースを利用してワサビを栽培する。寒冷な気候、適度な日陰と日光、急勾配地を生かせるなどの条件もこの地には整っています。

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林間ワサビの生産に地域おこし協力隊の一人が取り組んでいることは知っていましたが、実際に栽培の現場を見るのは今回が初めて。村上市街からクルマで1時間ほど、勾配のある舗装されていない林道を行くと、林間ワサビの圃場があります。ひんやりとした空気、杉の木に鬱蒼と覆われた傾斜面、木と木の隙間に広がるワサビ畑。この日は雨の翌日でしたので、多少ぬかるみもありました。

 

中継でも高根でも現地で生産者の方の説明を聞かせていただいたのですが、共通していたのは「栽培・販路開拓が非常に難しい」ということでした。害虫や病気への対策、収穫期が短く安定供給が厳しい、ワサビの根に比べて花や葉の部分には調理にコツがいる等々。現状では、地元のお祭りなどで販売したり、個人でほしいという方に卸したりしているようで、まだまだこの先の販路は見つかっていないようです。

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試食会では何種類かの料理を食べさせていただきましたが、定番ですがワサビの醤油漬けがやはり一番美味しかったです。収穫時期が短いとなるとやはり保存の効く加工品になるのかなと素人ながら思いました。また、葉の大きさや厚さ、調理する方の手加減(7080℃の熱湯に40秒さらして、冷水につけて刻むと辛くなるとのこと)によって辛さに個体差があり、一般の消費者の方が調理するにはかなりのコツが必要なようです。

 

意見交換会では、「(虫や病気に弱いが)オーガニックにこだわるべき」「飲食店で使ってもらえる場所を検討する」「加工品の材料として使えるか、業者の方へ声をかける」「旬に売るなら的を絞って(誰に売るか?花を売るか?葉を売るか?)よい形で売りたい」等、活発な意見が交わされました。

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高根では今年の5月に新たに6000本のワサビが植えられ、栽培が始められています。デリケートなワサビ栽培の特性から、栽培面、販路開拓面など、まだまだ課題が多そうですが、新たな村上ブランドとして日の目を見る日はそう遠くないと思います。

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